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ドルステニア ギガスの特徴と育て方|実生の専門店konae

目次

はじめに

塊根植物 小苗専門店 konaeの佐藤です。この記事では、夏型塊根植物「ドルステニア ギガス(Dorstenia gigas)」の育て方を、当店での管理方法としてまとめました。

置き場所・水やりの頻度・葉水や害虫対策・冬の落葉と休眠まで、実際に実生株を育てている経験をもとにご紹介します。

置き場

まずは「どんなところに置いているの?」という点です。

当店では、主に植物育成LEDライトを使用した屋内管理を行っています。

使用している植物育成LEDライトは「BRIM PANEL A 45W」で、 植物とライトの距離はおよそ約20cmです。
このライトをこの距離で使用していて葉焼けをしたことは今のところありません。光が弱くて徒長するといったこともないです。

さらに、「Keynice KN-618」という首振りのサーキュレーターを使用して弱めの風を24時間送風しています。

水やり

次に水やりの頻度です。

基本的にたっぷりあげてOKです。
土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るまでたっぷり水やりします。

あまり乾かないようにしてあげた方が元気に成長します。

ある程度(2cm以上)塊根ができていれば乾燥にも強いので、塊根が萎んでシワが入ってしまってからでも水やりは遅くはありません。水切れが原因の萎みであればすぐに水を吸って元通りになります。

当店では、奥に置いている植物にもしっかり水やりできるように、先の長いアイリスオーヤマのじょうろを使っています。

葉水

ドルステニア ギガスの魅力のひとつが、爬虫類のうろこのようなツヤのある葉っぱです。この葉をきれいな状態で保つために、当店では1日に1〜2回、霧吹きで葉水をしています。

目的は主に下記の2つです。

・ハダニ、カイガラムシの予防
・刺激を与えることで徒長(縦にひょろっと成長してしまうこと)の予防

屋内栽培の最大の敵は、ハダニ、カイガラムシによる被害です。
葉っぱが被害に遭ってしまうと光合成量が落ちて、成長が阻害されます。

ギガスは葉っぱが少なくなると新しい枝が出にくくなるので、葉を健康な状態に保つことが、そのまま塊根の充実につながります。

葉水スプレーは、どんなものでも問題ないと思いますが、管理している植物が多い場合には電動のスプレーがおすすめです。当店でもこの電動スプレーを使っています。

水やりや、葉水をしていると、水に含まれているカルキが白くこびりついてしまうことがあります。
せっかくのツヤのある葉が白く曇ってしまうともったいないので、そんなときにおすすめなのがこの商品です。

葉っぱにこのスプレーを吹きかけるとピッカピカになり、見栄えがとても良くなります。

konaeでも出品の撮影前に使用して綺麗に仕上げています。ぜひ一度試してみてください。

特徴

ドルステニア ギガスはソコトラ島の固有種です。

爬虫類のうろこを彷彿とさせるツヤがある葉っぱと、ぽってりと太る塊根が特徴です。

剪定を楽しむこともできます。一本だけひょろーと真上に枝が伸びていくことが多いので、その枝をカットして塊根を太らせるのもおすすめです。

ただし、葉っぱが一枚もない状態になってしまうと、光合成量が少なくなり、新しい枝が出にくくなることもあるので、剪定をする場合は葉っぱは何枚か残すようにしましょう。

剪定をせずに自由に思うままに育てていくのももちろんありです。お好みに合わせて育ててみてください。

「ドルステニア ギガス ブラータ / Dorstenia gigas f. bullata」という、葉っぱが細めで塊根もより丸く太りやすい変種も人気です。

ただし、ブラータは水が足りなくなるとすぐに葉っぱを落としてしまい、すこしデリケートな印象があるのと、希少な分価格も高いので、迷った場合は通常のギガスがおすすめです。

冬の管理

ドルステニア ギガスは夏型で、気温が下がると葉を落として休眠に入ります。

はじめて育てる方は「枯れてしまったのでは?」と驚くかもしれませんが、これは寒い季節を乗り切るための自然な反応なので心配いりません。落葉した状態でも、塊根を軽く触ってみて張りがあれば問題ありません。

ギガスの故郷であるソコトラ島は一年を通して暖かい地域なので、塊根植物の中でも寒さが得意な方ではありません。当店では屋内管理で、最低10℃前後を目安に、寒さに当てすぎない環境で越冬させています。

落葉が進んできたら、水やりの間隔を少しずつあけていきます。休眠中は月に1回ごく少量与える程度に控えめにします。
低温と湿った用土が重なると根腐れの原因になりやすいので、寒い時期は乾かし気味が安心です。

暖かくなって枝先から新しい葉が動き出したら、少しずつ水やりを再開して通常の管理に戻していきます。この切り替えを焦らないことが、翌シーズンの成長につながります。

最後に

ドルステニア ギガスの育て方を「当店での管理方法」としてお伝えさせていただきました。
個体、季節、環境、状況によって管理方法は変わってくるとは思いますが、一つの例としてお役に立てれば幸いです。

・小さくて可愛い塊根植物をお探しの方
・植物の成長を感じるのが好きな方
・屋内LEDライトで管理をしている方(または導入しようと思っている方)

そんな方にはkonaeの植物がおすすめです。

塊根植物の魅力に取り憑かれ、成長がゆっくりな塊根植物の成長を実感した時のあの喜びを、一人でも多くの方に共有したくて2023年春に開業しました。

konaeってどんなお店?と気になってくださった方は、こちらの記事もよければご覧ください。

あわせて読みたい
塊根植物小苗専門店konaeとは? konaeがどんなお店なのか、詳しく紹介します。


そして、konaeの植物をぜひ一度見てみてください。


みなさんの塊根植物ライフが楽しいものでありますように願っております。

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