はじめに
塊根植物 小苗専門店 konaeを運営している佐藤です。
塊根植物の魅力に取り憑かれ、成長がゆっくりな塊根植物の成長を実感した時のあの喜びを、一人でも多くの方に共有したくて2023年春に開業しました。
今回は初心者にもおすすめの冬型塊根植物をご紹介します。
当店で栽培している経験も踏まえてご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
①ケラリア ピグマエア
1つめは、「ケラリア ピグマエア」です。
ピグマエアは冬型に分類されることが多いですが、年間を通して葉っぱを落として休眠をすることはありません。
初心者にもおすすめなポイントとしては、冬型として人気が高い種類の中でも比較的丈夫なところです。
冬型塊根植物を育てる上で最大のハードルとなる休眠時の「夏越し」というものがあります。
夏になって葉っぱを落として休眠に入り、その後秋になって無事に起きて葉っぱを出せるかどうか、という関門です。
ピグマエアはその心配はほとんどありません。
葉っぱを観察していれば健康状態を把握することができます。葉っぱがポロポロと落ちたり、しわしわになっていないか気をつけていればOKです。
育て方についてはこちらの記事も見てみてください。
②パキコルムス ディスカラー
2つめは、「パキコルムス ディスカラー」です。
盆栽のような見た目が魅力な「パキコルムス ディスカラー」は、水がとても好きです。
初心者にもおすすめなポイントとしては、水やりタイミングの分かりやすさです。
「まだ水やり早いかな?」と考える必要がありません。
とにかく土の表面が乾いたら水をあげます。土が乾くことがないくらいでちょうどよく、元気に葉っぱや枝が育ちます。
育て方についてはこちらの記事も見てみてください。
③ペラルゴニウム アッペンディクラツム
3つめは、「ペラルゴニウム アッペンディクラツム」です。
ペラルゴニウム アッペンディクラツムのおすすめポイントも丈夫なところです。
休眠中の姿は本当に生きているのか不安になる見た目なのですが、夏越しできる確率は高く、元気に起きてくることが多いです。
値段も比較的安いということもありますし、冬型は夏越しが難しい品種が多く、枯れてしまうとやっぱり悲しいので、丈夫なアッペンディクラツムは初めての冬型塊根植物におすすめです。
育て方についてはこちらの記事も見てみてください。
育成環境
当店では、主に植物育成LEDライトを使用した屋内管理を行っています。
3種類ともほぼ同じ管理です。その中でも特にパキコルムス ディスカラーは乾かさない意識で水やりしています。
使用しているのは「BRIM PANEL A 45W」という種類のライトで、 植物とライトの距離はおよそ約20cmです。
このライトをこの距離で使用していて葉焼けをしたことは今のところありません。光が弱くて徒長するといったこともないです。
さらに、「Keynice KN-618」という首振りのサーキュレーターを使用して弱めの風を24時間送風しています。
当店で水やりの際は、奥に置いている植物にもしっかり狙って水やりできるように、先の長いアイリスオーヤマのじょうろを使っています。
最後に
今回は、初心者にもおすすめの冬型塊根植物をご紹介させていただきました。
塊根植物にハマっている皆様にとって、少しでも参考になったなら嬉しいです。
・小さくてかわいい塊根植物をお探しの方
・植物の成長を感じるのがお好きな方
・部屋の中でLEDライト管理している方(または導入しようと思っている方)
そんな方にはkonaeの植物がおすすめです。
konaeってどんなお店?と気になってくださった方は、こちらの記事もよければご覧ください。
そして、konaeの植物をぜひ一度見てみてください。
みなさんの塊根植物ライフが楽しいものでありますように願っております。





